昼の子供 夜の子供 児童相談所物語

3話 荒ぶる天使の子守唄 あらすじ

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(止めて!!

 

誰かあたしを止めて!!

 

このままじゃあたし

 

この子を殺してしまう!!

 

お願い!

 

誰かあたしを止めて!!)

 

壊れたものが散乱し襖も破れた部屋で息子を折檻する母親。

 

その心は行いとは裏腹に壊れてしまいそうなほど助けを呼んでいました。

 

 

三千加が受けた電話は病院の小児科からだった。

 

所長が直接話したところによると子供は入院したとのこと。

 

母親は自ら虐待を告白し、話を聞くために三千加が病院に向かうことになった。

 

病院の院長は精神科は専門ではないと前置きしつつ母親はうつ状態ではないかと言う。

 

酷く取り乱していたので鎮静剤を処方し、病室で寝ているという。

 

子供の方は検査入院させたが命に別状はなく、軽い脳震盪と口の中が切れている程度。

 

とにかく母子を離すことを優先させたようだ。

 

さらに小児科の担当医師は子供には古い骨折の跡が二か所もあったという。

 

「五才の男の子が・・・どんなに元気で活発な子どもだとしても生まれて立った5年の間に2カ所というのは多すぎる気がしますよ」

 

この病院は母子の家から遠く、なぜ近所のかかりつけ医に行かなかったのも腑に落ちない。

 

三千加はそれらの情報を踏まえ、母親に話を聞くことにした、が。

 

「ああ・・・!あたしもうだめ・・・・あたしなんてもう・・・もう・・・母親失格です!」

 

母親は頭を抱えて自分を責めるばかり。

 

とても話が聴ける状態にはなかった。

 

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